バックエンド部会情報 『原子力バックエンド研究』オンライン先行公開のご案内
2017/04/03 (Mon) 15:32
原子力学会バックエンド部会
XXXX 様
『原子力バックエンド研究』をオンライン先行公開しました。
<区分> 研究論文
タイトル 地層処分人工バリアの設定値に関する考察
(1)ガラス固化体の溶解寿命
ファイルURL http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170303.pdf
著者名 大江俊昭,若杉圭一郎
概要
地層処分におけるガラス固化体の溶解寿命を再評価した.我が国での
地層処分の技術的可能性を論じた報告では,時間と共に処分温度が低
下することや表面積が減少することなどを無視しているため,ガラス
固化体の溶解寿命は約7 万年と過小評価されている.しかし,これら
の変化は物理的に確実に起こるものであるので,これらを無視せずに
再評価を試みた.表面積の変化を考慮するために亀裂を有するガラス
固化体を3つのモデル,すなわち,単一平板,単一粒径の小球群,べ
き乗粒径分布を持つ小球群,で表現した.すべてのモデルの全体積は
円柱状のガラス固化体と同じで,製造時の割れを考慮して全表面積は
円柱状のそれの10 倍とした.寿命評価の結果,初期量の50%が溶解
するまでの時間は,3つのモデルとも7 万年を超え,溶解寿命は17~
70 万年となった.これから,従来の評価ではガラス固化体が核種を保
持する能力が過小評価されていることが判った.
________________________________________________________________________
『原子力バックエンド研究 Journal of Nuclear Fuel Cycle and Environment;
ISSN 1884-7579』は、一般社団法人日本原子力学会バックエンド部会の部会誌
です。核燃料サイクルのバックエンド全般に関わる工学、理学、社会科学など
の学際的な領域の研究成果の発表の場です。
◇原子力バックエンド研究(先行公開版・バックナンバーなど)
http://nuce.aesj.or.jp/journal
◇ご投稿の際は ”部会誌紹介ページ” をご覧ください。
http://nuce.aesj.or.jp/journal:info
◇E-mail(原稿送付・お問い合わせ・ご意見)
journal@nuce.aesj.or.jp
皆さまからのご投稿をお待ちしております!
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バックエンド部会のホームページはこちら。
http://nuce.aesj.or.jp
※部会ホームページが新しくなりました。
ブックマークの更新をお願いいたします。
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このメールは、「バックエンド部会メール」の配信を希望された方に
お届けしています。
メールアドレスの修正が必要な場合は、管理者【info@nuce.aesj.or.jp】
まで、E-Mailでご連絡下さい。
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メールサービスは、運営委員及び担当者のみ配信可能となっていますので、
利用希望者は、配信希望文書をメールで最寄りの運営委員または担当者
【info@nuce.aesj.or.jp】までお送り下さい。
その際、文書はなるべく短くおまとめ願います。なお、ファイルの添付は
できませんので、本文中にファイルのダウンロードが可能なURL等を記載
してください。
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タイトル 地層処分人工バリアの設定値に関する考察
(1)ガラス固化体の溶解寿命
ファイルURL http://nuce.aesj.or.jp/jnuce/In-Press/Jnuce-In-Press-170303.pdf
著者名 大江俊昭,若杉圭一郎
概要
地層処分におけるガラス固化体の溶解寿命を再評価した.我が国での
地層処分の技術的可能性を論じた報告では,時間と共に処分温度が低
下することや表面積が減少することなどを無視しているため,ガラス
固化体の溶解寿命は約7 万年と過小評価されている.しかし,これら
の変化は物理的に確実に起こるものであるので,これらを無視せずに
再評価を試みた.表面積の変化を考慮するために亀裂を有するガラス
固化体を3つのモデル,すなわち,単一平板,単一粒径の小球群,べ
き乗粒径分布を持つ小球群,で表現した.すべてのモデルの全体積は
円柱状のガラス固化体と同じで,製造時の割れを考慮して全表面積は
円柱状のそれの10 倍とした.寿命評価の結果,初期量の50%が溶解
するまでの時間は,3つのモデルとも7 万年を超え,溶解寿命は17~
70 万年となった.これから,従来の評価ではガラス固化体が核種を保
持する能力が過小評価されていることが判った.
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