【kakei+通信Vol.122】年始特集 2024年をどんな年に?
2024/01/19 (Fri) 20:00
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┃ 本 気 で、暮 ら し を 変 え た い 人 に 。
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┃ クラウド家計簿 kakei+ カケイプラス
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【kakei+通信Vol.122】年始特集 2024年をどんな年に?
クラウド家計簿kakei+をご利用中のみなさん、こんにちは!
新年の家計簿は順調にスタートできましたでしょうか? 「年金生活で、昨年と同じ予算で生活したい。昨年の予算額を今年にかんたんに設定するには?」という質問がありました。予算登録画面を開き、「前年の予算を設定」ボタンを押すと、前年の費目予算と項目予算をそのまま引き継ぎます。画面下部にある「設定する」ボタンを最後に押すのを忘れずに。
さて、今号はkakei+ユーザーのアンケート結果から「2024年をどんな年に?」を特集します。
【今日もログインして、家計簿記帳をつづけましょう】
kakei+にログイン
https://kakei.fujinnotomo.co.jp/?from=tm0122
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年始特集
2024年をどんな年に?
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アンケートで、「2024年にあなたの家計の大きなテーマになりそうなことは何ですか?」をお尋ねしたところ、以下のような結果になりました。回答者は20・30代6人、40代22人、50代、43人、60代41人、70代26人、80代以上2人、合計140人です。
(2023年末年始企画アンケート 実施期間2023年11月24日~12月19日)
■1位「旅行」 51人
「旅行」と答えたのは51人で、年代別では多い順に60代20人、70代12人、50代9人です。
同様のアンケートをとるのは3年目ですが、2022年は2位だった「旅行」が2023年につづき今年も1位になりました。「コロナで自粛していた旅行に行きたい」「定年後の時間を楽しみたい」「孫に会いに行く」などの声がありました。
「今年は沖縄に行ったので、来年は北海道に行きたい。家族でお出かけできるのもいつまでかと思うと、もっともっと行きたい。(40代)」
「2024年は、畑での自給自足の範囲を広げ、美味しい食事を作って節約も心掛けたい。そして、家族旅行やプロジェクター購入など楽しいことにお金を使いたい。(50代)」
「主人の定年が近づき、教育費もひと段落する予定なので、旅行に行きたい。(50代)」
「親の介護でがんじがらめになっていますが、自分達夫婦が元気なうちに時間とお金を使いたいと思い、近場への旅行に行きたい。(70代)」
「一昨年に大きな手術を。今年は病気が良い方に向かい、夫と短い旅行ができることを願って娯楽費の予算をちゃんと取るつもりです。(70代)」
■2位「子どもの教育費」 38人
2番目に関心の高かったのが、「子どもの教育費」で40代18人、50代17人、30代3人、合計38人でした。
子育て世帯にとって、子どもの成長ともに増える教育にかかるお金は大きなテーマです。中高生になると「進路」により家計の支出が変わり、「受験」のためにどれだけお金をかけるかも大きな悩みになります。子どもが就学前、小学生のうちから計画的に教育資金を備えておくと選択肢がひろがります。
「子の進学に備えて今から蓄えを増やしたい(30代)」
「中3になり高校受験の年。やみくもに塾に行くのではなく、子どもとよく相談し、子どもの生活リズムも考えながら選び取りたい。(40代)」
「私立中高一貫校に通う娘が高校生に。学費に加えて、塾代もそろそろかかってきます。他をどう引き締めていくか、我慢だけではなく、良いやりくりができるように予算を考えていきたいと思っています。(40代)」
教育費の難しさは、子どもの意思と親の思いのすれ違いの一面があります。一区切りしたら…というのも納得。また、勉強面以外でも、大切にしたいことがあります。
「高校生と大学生となり親の言うことを聞かない年齢な上、とにかくお金がかかる。(50代)」
「子どもの進学で食費など少なくなる予定なので、その分を自分磨きに使いたい(50代)」
「子どもがスポーツを始め、道具を揃えた。教育に必要な出費であり、親にとっての楽しみでもある。今年は子のスポーツに関して力を注ぎたい(40代)」
現在高3のお子さんをもつ親御さんの声もありました。先週末には大学入学共通テストが行われ、受験期間も最終盤かと。どうぞ体調管理に気を付けて!
「3人のうち2人が大学受験の年。進路が決定したら、学費の計算などして、何年か先までの見通しを立てたい。(40代)」
「塾代と受験費用、修学旅行、研修旅行などの教育費がとても重く、貯金しづらいです。(40代)」
教育費については、 婦人之友2024年1月号掲載の「全国友の会 教育費しらべ/子どもの可能性を信じて」もぜひ参考にしてください。
ところで、まだ教育費のある世帯も多い60代で「子どもの教育費」0人という結果にも注目しました。60代では「定年退職まであと1年」「収入が夫の年金と私のパート収入に」「年金受給前の3年間をなんとか乗り越えたい」など、教育費のめどがつくと収入形態の変化へ関心が移る様子が伝わってきました。
■3位「新NISAの活用・投資の勉強」 34人
5位「将来のための貯蓄」 27人
次に関心が集まったのが、「新NISAの活用・投資の勉強」で、多い順に40代と50代各10人、60代7人、30代と70代各3人、80代以上1人、合計34人です。「将来のための貯蓄」も40代、50代が多い傾向がありました。
NISAとは「少額投資非課税制度」のことで、2024年1月より制度が拡充されたことから「新NISA」と呼ばれています。回答を見ると、目的は教育資金と老後資金のためという人が大半です。投資は必ずリスクがつきもの。家計簿で収支を把握し、貯蓄・投資のバランスをよく吟味した上で投資にまわしてよい額を決めて行いましょう。kakei+は、費目「貯蓄」「投資」にも予算が立てられます。予算と実際を見るには集計表も役立てていただきたいです。
「投資を積極的にして不労所得を増やしたい。(30代)」
「毎月細々とした貯蓄は続けながら、今ある資産を運用したいと考えている。(50代)」
「株投資がうまくいかない。より有用な投資とアルバイトに関心。(70代)」
「昨年は予算を超える費目がある時は、一方で予算を抑える費目を作り、バランスをとって、純生活費の予算内におさめた。今年は、収入が減った時の生活を想定して、ますます貯蓄に励みたい。(40代)」
■4位「住宅の修繕・改修」 33人
次に多かったのは「住宅の修繕・改修」33人です。「土地・住宅の購入・住宅ローンの繰り上げ返済」7人と合わせても、住宅に関わるお金は大きい分、関心が高くなることがうかがえます。
「マンション購入22年経過し、水回りなど気になってきた。修理予算を入れたい。(40代)」
「家を買いたいのですが、物価高騰の中どのように収入を増やすかが一番の関心事です。(50代)」
「トイレを節水型に変えたいと考えている(60代)」
「築20数年の自宅の屋根葺き替え、壁の塗り替えなどリフォームがここ数年相次ぎました。今年もキッチン回りのリフォームなどを予算計上するので節約を心がけなくてはと思っています。(70代)」
■6位「習いごと・趣味の充実」 27人
家計簿では「教養費」にあたる「習いごとや趣味の充実」と回答したのは、多い順に60代15人、70代7人、50代4人、80代以上1人でした。
「年金暮らしが近づいてきたので親の年齢も書きこんで直近の5年間のライフプランをじっくり考えて、新しいことにチャレンジしたい。(50代)」
「夫の年金と私のパートの収入になる年。どのように、それぞれのやりたいことを実現するためにまず、予算を立てるか、話していきたい。(60代)」
「コロナ禍が明けて趣味やボランティアの交流、活動が増えていくといいと思う。(60代)」
「着物リメイクを趣味にしている。ワンランクアップしたミシンを購入したおかげで、作品の仕上がりもレベルアップした。友人を誘って、一緒に制作したい。(60代)」
「健康を維持するための時間を増やしたい。(80代以上)」
■そのほか
「第一子が誕生し、2024年は3人暮らし一年目。これまでの2人暮らしとはお金のかけどころも変わってくるでしょう。また、私が育休に入るため家計の収入は減りますが、今しかない子どもとずっと一緒に過ごせる期間です。お金では買えないかけがえのない時間を大切にしていきたいです。(20代)」
「とりあえず記帳はしているけど、収支結果を活かせていない。今年は毎月の収支を振り返り、次月に活かせるようにしたい。(40代)」
「物価高騰の中でも工夫して予算内に収まると嬉しい。よく買うもの・よく使うものの使用量が家計簿で把握できたので、特売品をむやみに買わずとも過不足なく買えて支払い金額を抑えることができるようになってきた。(50代)」
「物価高で、入る金額より、出費が増えているのが明確。年代的に収入減になっているので、2024年は限られた収入で生活を豊かにすることを目標にしなくてはならない年になりそうです。(60代)」
「11月に初孫が生まれた。若い夫婦の子育てを見守り、やりすぎないように援助していきたい。(60代)」
「年金暮らしなので、その枠の範囲で工夫しながら、楽しむことに心がけていきたいです。(70代)」
「連れ合いが2年前に小脳出血で倒れました。自営業が続けられなくなって、今までのどんぶり勘定が出来なくなりました。休業給付金を受け取って事業を閉めました。兎にも角にも、家計がどうなっているのかを把握したくてkakei+を付けて、納得できたのが一番です。体が動ける内に、子ども達を訪ねる旅行をしたいです。(70代)」
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
皆さんの一年が実り多きものになりますように!
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無料ダウンロードができます 2024年版 ライフプラン表
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『羽仁もと子案家計簿』を上手に活用するには、「よい予算」が土台になります。よい予算を立てるために、将来の暮らしへの希望や夢をライフプラン表に書き出してみましょう。ライフプラン表から、お金の「使いどき」と「貯めどき」がわかります。
ライフプラン表のダウンロードは↓こちら
https://www.fujinnotomo.co.jp/kakeibo_web/download/lifeplan_2024.pdf
※ライフプラン表(A4紙 2枚 PDFファイル)は画像をクリックして表示し、印刷をしてお使いください。
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無料ダウンロードができます 2024年版 予算表
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毎年好評の「書き出してみよう! あなただけの予算表」の2024年版ができました!
予算を立てる時期になると、「予算画面で『設定する』を最後に押し忘れて、入力した数字が消えてしまった」「予算を立てるのに、費目項目の一覧表がほしい」という声がとどきます。この予算表は、どうしたら、みなさんがスムーズに予算を入力ができるか? と考えて作りました。
予算を紙に書き出した後、そのままkakei+の画面に入力することができるので、デジタルがちょっと苦手な人や、予算立て初心者の方にもおすすめです。また、kakei+の初期設定と同じ費目名と項目名が並んでいて、今年の年集計画面の「月平均」の数字をそっくり書き写すことができます。ぜひ、活用してください!
PDFファイルのダウンロードは↓こちら
https://www.fujinnotomo.co.jp/kakeibo_web/download/budget_2024.pdf
※kakei+予算表(A4紙 10枚 PDFファイル)は画像をクリックして表示し、印刷をしてお使いください。
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「note」最新記事から
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■2023年 よく読まれた記事ベスト10!
https://note.com/kakei_plus/n/n26d7395d2cab
このnoteは、もっと多くの人に、クラウド家計簿kakei+カケイプラスについて、そして、羽仁もと子が119年前に日本で初めて提唱した「家計簿」について、知って、さわっていただきたいという思いから、2021年より始めました。読んでくださったみなさまに心より御礼申し上げます。
今回は、2023年によく読まれた記事のベスト10をご紹介します。
■食費の予算の立て方は?
https://note.com/kakei_plus/n/nb42c268690e3
年の瀬が近づくこの時期、クラウド家計簿kakei+カケイプラスを使いはじめた方、羽仁もと子案家計簿を購入した方から「予算を立てたいけど、何から始めたらいいですか?」という質問が増えます。予算立てと聞くだけでハードルが高く感じる方には、「食費だけでも予算を立ててみませんか?」とおすすめします。
■家計に「予算」があると、安心してお金を使えます。
https://note.com/kakei_plus/n/n85b3fdc5989d
今年も値上げラッシュが話題になりますが、今後も物価上昇はつづくと言われています。私たちの取り巻く環境はとても厳しく、お金の不安はこれまで以上に大きくなっています。ただ、お金がない、お金がないと嘆くのではなく、わが家の家計を正直に数字に表して、何にお金を使っていくか優先順位をつけることが大切になってきます。そんなとき、家計の味方になるのが「予算」です!
■漠然とした家計管理の一歩先へ。予算のある家計簿をはじめてみませんか?
https://note.com/kakei_plus/n/n583159bee4d4
昨年より商品の値上がり傾向にありますが、2023年をふりかえると、物価上昇は教育費をふくめた幅広い費目に及んできています。物価高でも安心して暮らすには、どうしたらよいでしょうか?
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婦人之友社の雑誌から 家計に役立つ記事のご案内
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『婦人之友』2024年2月号 <発売中>
【特集】1人でも家族でも 30分でできる満足ごはん
忙しかった日の夕方、夕食がすぐにできたら。調理道具や段取り、食材選びのひと工夫で、おいしいごはんが短時間で整います。
<内容詳細・ご購入はこちら>
https://www.fujinnotomo.co.jp/magazine/fujinnotomo/f202402/
----------
『明日の友』267号 <発売中>
<特集 >
似合う服にはワケがある 脱マンネリ着こなし術
いつも変わり映えがしない、昔の服がしっくりこない、無難なものしか着られない……。
着ることの悩みの解決方法は、自分をよく知ることから。
生きている間はずっとお世話になる洋服について、じっくり見直してみましょう。
<内容詳細・ご購入はこちら>
https://www.fujinnotomo.co.jp/magazine/asunotomo/a0267/
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https://twitter.com/kakeiplus
家計簿をもっと身近に感じていただける話題をみなさんに発信していますので、ぜひフォロー/リツイートをお願いします!
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この実感を、ひとりでも多くの人に。
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(2023年末年始企画アンケート 実施期間2023年11月24日~12月19日)
■1位「旅行」 51人
「旅行」と答えたのは51人で、年代別では多い順に60代20人、70代12人、50代9人です。
同様のアンケートをとるのは3年目ですが、2022年は2位だった「旅行」が2023年につづき今年も1位になりました。「コロナで自粛していた旅行に行きたい」「定年後の時間を楽しみたい」「孫に会いに行く」などの声がありました。
「今年は沖縄に行ったので、来年は北海道に行きたい。家族でお出かけできるのもいつまでかと思うと、もっともっと行きたい。(40代)」
「2024年は、畑での自給自足の範囲を広げ、美味しい食事を作って節約も心掛けたい。そして、家族旅行やプロジェクター購入など楽しいことにお金を使いたい。(50代)」
「主人の定年が近づき、教育費もひと段落する予定なので、旅行に行きたい。(50代)」
「親の介護でがんじがらめになっていますが、自分達夫婦が元気なうちに時間とお金を使いたいと思い、近場への旅行に行きたい。(70代)」
「一昨年に大きな手術を。今年は病気が良い方に向かい、夫と短い旅行ができることを願って娯楽費の予算をちゃんと取るつもりです。(70代)」
■2位「子どもの教育費」 38人
2番目に関心の高かったのが、「子どもの教育費」で40代18人、50代17人、30代3人、合計38人でした。
子育て世帯にとって、子どもの成長ともに増える教育にかかるお金は大きなテーマです。中高生になると「進路」により家計の支出が変わり、「受験」のためにどれだけお金をかけるかも大きな悩みになります。子どもが就学前、小学生のうちから計画的に教育資金を備えておくと選択肢がひろがります。
「子の進学に備えて今から蓄えを増やしたい(30代)」
「中3になり高校受験の年。やみくもに塾に行くのではなく、子どもとよく相談し、子どもの生活リズムも考えながら選び取りたい。(40代)」
「私立中高一貫校に通う娘が高校生に。学費に加えて、塾代もそろそろかかってきます。他をどう引き締めていくか、我慢だけではなく、良いやりくりができるように予算を考えていきたいと思っています。(40代)」
教育費の難しさは、子どもの意思と親の思いのすれ違いの一面があります。一区切りしたら…というのも納得。また、勉強面以外でも、大切にしたいことがあります。
「高校生と大学生となり親の言うことを聞かない年齢な上、とにかくお金がかかる。(50代)」
「子どもの進学で食費など少なくなる予定なので、その分を自分磨きに使いたい(50代)」
「子どもがスポーツを始め、道具を揃えた。教育に必要な出費であり、親にとっての楽しみでもある。今年は子のスポーツに関して力を注ぎたい(40代)」
現在高3のお子さんをもつ親御さんの声もありました。先週末には大学入学共通テストが行われ、受験期間も最終盤かと。どうぞ体調管理に気を付けて!
「3人のうち2人が大学受験の年。進路が決定したら、学費の計算などして、何年か先までの見通しを立てたい。(40代)」
「塾代と受験費用、修学旅行、研修旅行などの教育費がとても重く、貯金しづらいです。(40代)」
教育費については、 婦人之友2024年1月号掲載の「全国友の会 教育費しらべ/子どもの可能性を信じて」もぜひ参考にしてください。
ところで、まだ教育費のある世帯も多い60代で「子どもの教育費」0人という結果にも注目しました。60代では「定年退職まであと1年」「収入が夫の年金と私のパート収入に」「年金受給前の3年間をなんとか乗り越えたい」など、教育費のめどがつくと収入形態の変化へ関心が移る様子が伝わってきました。
■3位「新NISAの活用・投資の勉強」 34人
5位「将来のための貯蓄」 27人
次に関心が集まったのが、「新NISAの活用・投資の勉強」で、多い順に40代と50代各10人、60代7人、30代と70代各3人、80代以上1人、合計34人です。「将来のための貯蓄」も40代、50代が多い傾向がありました。
NISAとは「少額投資非課税制度」のことで、2024年1月より制度が拡充されたことから「新NISA」と呼ばれています。回答を見ると、目的は教育資金と老後資金のためという人が大半です。投資は必ずリスクがつきもの。家計簿で収支を把握し、貯蓄・投資のバランスをよく吟味した上で投資にまわしてよい額を決めて行いましょう。kakei+は、費目「貯蓄」「投資」にも予算が立てられます。予算と実際を見るには集計表も役立てていただきたいです。
「投資を積極的にして不労所得を増やしたい。(30代)」
「毎月細々とした貯蓄は続けながら、今ある資産を運用したいと考えている。(50代)」
「株投資がうまくいかない。より有用な投資とアルバイトに関心。(70代)」
「昨年は予算を超える費目がある時は、一方で予算を抑える費目を作り、バランスをとって、純生活費の予算内におさめた。今年は、収入が減った時の生活を想定して、ますます貯蓄に励みたい。(40代)」
■4位「住宅の修繕・改修」 33人
次に多かったのは「住宅の修繕・改修」33人です。「土地・住宅の購入・住宅ローンの繰り上げ返済」7人と合わせても、住宅に関わるお金は大きい分、関心が高くなることがうかがえます。
「マンション購入22年経過し、水回りなど気になってきた。修理予算を入れたい。(40代)」
「家を買いたいのですが、物価高騰の中どのように収入を増やすかが一番の関心事です。(50代)」
「トイレを節水型に変えたいと考えている(60代)」
「築20数年の自宅の屋根葺き替え、壁の塗り替えなどリフォームがここ数年相次ぎました。今年もキッチン回りのリフォームなどを予算計上するので節約を心がけなくてはと思っています。(70代)」
■6位「習いごと・趣味の充実」 27人
家計簿では「教養費」にあたる「習いごとや趣味の充実」と回答したのは、多い順に60代15人、70代7人、50代4人、80代以上1人でした。
「年金暮らしが近づいてきたので親の年齢も書きこんで直近の5年間のライフプランをじっくり考えて、新しいことにチャレンジしたい。(50代)」
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「コロナ禍が明けて趣味やボランティアの交流、活動が増えていくといいと思う。(60代)」
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「健康を維持するための時間を増やしたい。(80代以上)」
■そのほか
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「とりあえず記帳はしているけど、収支結果を活かせていない。今年は毎月の収支を振り返り、次月に活かせるようにしたい。(40代)」
「物価高騰の中でも工夫して予算内に収まると嬉しい。よく買うもの・よく使うものの使用量が家計簿で把握できたので、特売品をむやみに買わずとも過不足なく買えて支払い金額を抑えることができるようになってきた。(50代)」
「物価高で、入る金額より、出費が増えているのが明確。年代的に収入減になっているので、2024年は限られた収入で生活を豊かにすることを目標にしなくてはならない年になりそうです。(60代)」
「11月に初孫が生まれた。若い夫婦の子育てを見守り、やりすぎないように援助していきたい。(60代)」
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「連れ合いが2年前に小脳出血で倒れました。自営業が続けられなくなって、今までのどんぶり勘定が出来なくなりました。休業給付金を受け取って事業を閉めました。兎にも角にも、家計がどうなっているのかを把握したくてkakei+を付けて、納得できたのが一番です。体が動ける内に、子ども達を訪ねる旅行をしたいです。(70代)」
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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予算を立てる時期になると、「予算画面で『設定する』を最後に押し忘れて、入力した数字が消えてしまった」「予算を立てるのに、費目項目の一覧表がほしい」という声がとどきます。この予算表は、どうしたら、みなさんがスムーズに予算を入力ができるか? と考えて作りました。
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「note」最新記事から
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■2023年 よく読まれた記事ベスト10!
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このnoteは、もっと多くの人に、クラウド家計簿kakei+カケイプラスについて、そして、羽仁もと子が119年前に日本で初めて提唱した「家計簿」について、知って、さわっていただきたいという思いから、2021年より始めました。読んでくださったみなさまに心より御礼申し上げます。
今回は、2023年によく読まれた記事のベスト10をご紹介します。
■食費の予算の立て方は?
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年の瀬が近づくこの時期、クラウド家計簿kakei+カケイプラスを使いはじめた方、羽仁もと子案家計簿を購入した方から「予算を立てたいけど、何から始めたらいいですか?」という質問が増えます。予算立てと聞くだけでハードルが高く感じる方には、「食費だけでも予算を立ててみませんか?」とおすすめします。
■家計に「予算」があると、安心してお金を使えます。
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今年も値上げラッシュが話題になりますが、今後も物価上昇はつづくと言われています。私たちの取り巻く環境はとても厳しく、お金の不安はこれまで以上に大きくなっています。ただ、お金がない、お金がないと嘆くのではなく、わが家の家計を正直に数字に表して、何にお金を使っていくか優先順位をつけることが大切になってきます。そんなとき、家計の味方になるのが「予算」です!
■漠然とした家計管理の一歩先へ。予算のある家計簿をはじめてみませんか?
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昨年より商品の値上がり傾向にありますが、2023年をふりかえると、物価上昇は教育費をふくめた幅広い費目に及んできています。物価高でも安心して暮らすには、どうしたらよいでしょうか?
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忙しかった日の夕方、夕食がすぐにできたら。調理道具や段取り、食材選びのひと工夫で、おいしいごはんが短時間で整います。
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いつも変わり映えがしない、昔の服がしっくりこない、無難なものしか着られない……。
着ることの悩みの解決方法は、自分をよく知ることから。
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