日本英文学会関東支部メールマガジン　
臨時号　2023年11月23日

慶應義塾大学の原田範行先生よりお知らせです。

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慶應義塾大学日吉教養研究センターでは、選書刊行記念企画のシンポジムを次の通り開催いたします。興味関心のある多くの方々のご参加をお待ちしております。

シンポジウムのタイトル：「アーサー王物語」に憑かれた人々―19世紀英国の印刷出版文化

内容紹介：なぜアーサー王伝承は現代まで生き延びたのか、アーサー王物語の定本トマス・マロリーの『アーサー王の死』は18世紀に1冊も出版されなかったにもかかわらず、なぜ1816年に、2種類も刊行されたのか、さらに古本に残されていた匿名編集者の怒りの告発から生まれた疑問、これらに応えるべく本選書を刊行しました。出版の勝敗の謎を本のカタチから解き、アーサー王文学の受容におけるテクストの意義、18世紀から19世紀へと高まった英国中世とアーサー王への関心、読者層の拡大と出版戦略など、登壇者の皆さんと深堀りをします。印刷出版界・書誌学・読者論・アーサー王伝承に関心のある方、秋の夕べ、本をネタに語り合いましょう。（不破）

日時：2023年11月30日（木）、16:30～18:30
場所：慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎1階シンポジウムスペース
登壇者：不破有理（慶應義塾大学名誉教授、選書の著者）
　　　　原田範行（慶應義塾大学文学部教授）
　　　　安形麻里（慶應義塾大学文学部教授）
　　　　高橋　勇（慶應義塾大学文学部教授）
司会：　迫　桂　（慶應義塾大学経済学部教授）　
以下のURLから事前にお申込みいただけると幸いですが、当日受付にお申し出いただいても構いません。
お問い合わせ先：https://lib-arts.hc.keio.ac.jp/event/905