日本英文学会関東支部メールマガジン 臨時号 2023年1月11日
2023/01/11 (Wed) 23:50
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◆日本英文学会関東支部メールマガジン 臨時号 2023年1月11日◆
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イベント情報
本日は、イベント情報を1件お届けいたします。
慶應義塾大学の佐藤元状先生からのお知らせです。
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「斜めから読む<アジア>の文学」 オンライン・ダブル講演会
佐藤元状(慶應義塾大学)
趣旨
近年の世界文学研究および翻訳研究の深まりの中で、作家の想像力を複数の言語横断的な磁場において問い直そうとする動きが活発になっている。本講演会では、このような斬新な研究テーマで近年研究書を出版したばかりの気鋭の二人の研究者を招聘し、<アジア>の文学をグローバルな視座で読むときに何が見えてくるのか、についてお話しいただく予定である。
日時
2023年2月8日 14:00~17:00 (日本時間)
講演1:SHAO DAN (Tokyo University of Foreign Studies ): “Traveling Texts: the Dynamics of American Novels’ Reception in Postwar Japan”
<講演者紹介>
Dan Shao received her Ph.D. degree in contemporary literary studies from the University of Tokyo, Japan, in 2019. She is now a full-time lecturer at Tokyo University of Foreign Studies. Her research interests include translation studies, World Literature and gender studies. She published her first monograph Honyaku wo Umu Bungaku, Bungaku wo Umu Honyaku (Literature giving birth to translation, translation giving birth to literature - Kazuko Fujimoto, Haruki Murakami, SF novelists and multiple translators) from Shohakusha in March, 2022. She is the recipient of The University of Tokyo Jiritsu Award (2021) and Suntory Prize for Social Sciences and Humanities (2022).
*本講演は英語で行いますが、質疑応答は日本語でも対応します。
講演2:謝惠貞(台湾・文藻外語大学):「横光利一と台湾-東アジアにおける新感覚派(モダニズム)の誕生」
<講演者紹介>
謝惠貞(しゃ けいてい):東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。台湾・文藻外語大学日本語学科准教授。主な著作に『横光利一と台湾-東アジアにおける新感覚派(モダニズム)の誕生』(ひつじ書房、2021年)、「在日台湾人作家温又柔『空港時光』研究――「内なる外地」と自他表象の運動」(『旅する日本語』、松籟社、2022年)、「越境するノスタルジア――東山彰良『流』におけるアウトロー像を通して」(『東アジアにおける知の交流――越境・記憶・共生』(国立台湾大学出版中心、2018年)、「『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』論――巡礼の意味をめぐって」(『越境する中国文学――新たな冒険を求めて』(東方書店、2018年)、「「国語への質問状」――在日台湾人作家温又柔「真ん中の子どもたち」を中心に」(『台湾日本語文学報』42号、2017)がある。
参加をご希望の方は、佐藤元状(motsato@a7.keio.jp)までメールをください。Zoomのリンクをお知らせします。
*本研究は、以下の科研費の助成を受けています。基盤研究(B)「英語圏モタニスム文学における複数の時間性に関する包括的研究」(研究代表:田尻芳樹(20H01244))。
◆日本英文学会関東支部メールマガジン 臨時号 2023年1月11日◆
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イベント情報
本日は、イベント情報を1件お届けいたします。
慶應義塾大学の佐藤元状先生からのお知らせです。
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「斜めから読む<アジア>の文学」 オンライン・ダブル講演会
佐藤元状(慶應義塾大学)
趣旨
近年の世界文学研究および翻訳研究の深まりの中で、作家の想像力を複数の言語横断的な磁場において問い直そうとする動きが活発になっている。本講演会では、このような斬新な研究テーマで近年研究書を出版したばかりの気鋭の二人の研究者を招聘し、<アジア>の文学をグローバルな視座で読むときに何が見えてくるのか、についてお話しいただく予定である。
日時
2023年2月8日 14:00~17:00 (日本時間)
講演1:SHAO DAN (Tokyo University of Foreign Studies ): “Traveling Texts: the Dynamics of American Novels’ Reception in Postwar Japan”
<講演者紹介>
Dan Shao received her Ph.D. degree in contemporary literary studies from the University of Tokyo, Japan, in 2019. She is now a full-time lecturer at Tokyo University of Foreign Studies. Her research interests include translation studies, World Literature and gender studies. She published her first monograph Honyaku wo Umu Bungaku, Bungaku wo Umu Honyaku (Literature giving birth to translation, translation giving birth to literature - Kazuko Fujimoto, Haruki Murakami, SF novelists and multiple translators) from Shohakusha in March, 2022. She is the recipient of The University of Tokyo Jiritsu Award (2021) and Suntory Prize for Social Sciences and Humanities (2022).
*本講演は英語で行いますが、質疑応答は日本語でも対応します。
講演2:謝惠貞(台湾・文藻外語大学):「横光利一と台湾-東アジアにおける新感覚派(モダニズム)の誕生」
<講演者紹介>
謝惠貞(しゃ けいてい):東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。台湾・文藻外語大学日本語学科准教授。主な著作に『横光利一と台湾-東アジアにおける新感覚派(モダニズム)の誕生』(ひつじ書房、2021年)、「在日台湾人作家温又柔『空港時光』研究――「内なる外地」と自他表象の運動」(『旅する日本語』、松籟社、2022年)、「越境するノスタルジア――東山彰良『流』におけるアウトロー像を通して」(『東アジアにおける知の交流――越境・記憶・共生』(国立台湾大学出版中心、2018年)、「『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』論――巡礼の意味をめぐって」(『越境する中国文学――新たな冒険を求めて』(東方書店、2018年)、「「国語への質問状」――在日台湾人作家温又柔「真ん中の子どもたち」を中心に」(『台湾日本語文学報』42号、2017)がある。
参加をご希望の方は、佐藤元状(motsato@a7.keio.jp)までメールをください。Zoomのリンクをお知らせします。
*本研究は、以下の科研費の助成を受けています。基盤研究(B)「英語圏モタニスム文学における複数の時間性に関する包括的研究」(研究代表:田尻芳樹(20H01244))。