日本英文学会関東支部メールマガジン 臨時号 2022年11月14日
2022/11/14 (Mon) 20:00
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◆日本英文学会関東支部メールマガジン 臨時号 2022年11月14日◆
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イベント情報
本日は、イベント情報を1件お届けいたします。
立教大学の新田啓子先生からのお知らせです。
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2022年度立教英米文学会 特別講演のお知らせ
日時:2022年12月17日(土)16: 30~18: 00 方式:対面とZoomによるオンライン配信を併用したハイブリッド開催(オンライン参加の場合のみ事前申込必要・無料) 講師:丹治 愛(法政大学教授) 演題:「小説・国民国家・歴史――ジョージ・エリオット『フロス河の水車場』(1860)をおもなテクストとして」 内容:フランコ・モレッティは、「小説が国民国家を象徴する形式として機能する」ことを強調している。「それは(国歌や記念碑とは異なり)国民内部の差異を隠蔽せず、この差異を苦心しながらも物語に変換する」という。わたしが現在もっとも興味をもっていることのひとつは、産業革命以降、オースティン以降のイギリスの小説がイギリスをどのように(どのような差異を物語に変換しつつ)表象しているかということである。
本講演で具体的にとりあげるのは、盛期ヴィクトリア朝のジョージ・エリオットの作品『フロス河の水車場』(1860)である。エリオットが同時代の国民内部のどのような差異=葛藤をどのようなかたちで物語に変換することをとおして、イギリスという国民国家の状況をどのようなものとして表象しているのか、その内部の差異=葛藤を統合する原理をどこに求めているかを論じてみたい。
*プログラム詳細と申込方法については、以下をご覧下さい。
https://sites.google.com/rikkyo.ac.jp/rikkyoeibeibungakkai/
◆日本英文学会関東支部メールマガジン 臨時号 2022年11月14日◆
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イベント情報
本日は、イベント情報を1件お届けいたします。
立教大学の新田啓子先生からのお知らせです。
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2022年度立教英米文学会 特別講演のお知らせ
日時:2022年12月17日(土)16: 30~18: 00 方式:対面とZoomによるオンライン配信を併用したハイブリッド開催(オンライン参加の場合のみ事前申込必要・無料) 講師:丹治 愛(法政大学教授) 演題:「小説・国民国家・歴史――ジョージ・エリオット『フロス河の水車場』(1860)をおもなテクストとして」 内容:フランコ・モレッティは、「小説が国民国家を象徴する形式として機能する」ことを強調している。「それは(国歌や記念碑とは異なり)国民内部の差異を隠蔽せず、この差異を苦心しながらも物語に変換する」という。わたしが現在もっとも興味をもっていることのひとつは、産業革命以降、オースティン以降のイギリスの小説がイギリスをどのように(どのような差異を物語に変換しつつ)表象しているかということである。
本講演で具体的にとりあげるのは、盛期ヴィクトリア朝のジョージ・エリオットの作品『フロス河の水車場』(1860)である。エリオットが同時代の国民内部のどのような差異=葛藤をどのようなかたちで物語に変換することをとおして、イギリスという国民国家の状況をどのようなものとして表象しているのか、その内部の差異=葛藤を統合する原理をどこに求めているかを論じてみたい。
*プログラム詳細と申込方法については、以下をご覧下さい。
https://sites.google.com/rikkyo.ac.jp/rikkyoeibeibungakkai/