日本英文学会関東支部メールマガジン 臨時号 2026年2月22日
2026/02/22 (Sun) 14:30
日本英文学会関東支部メールマガジン
臨時号 2026年2月22日
福西由実子先生(中央大学)よりお知らせです。
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下記のとおり公開研究会を開催します。ご興味のある方はふるってご参加ください。
中央大学人文科学研究所「英国モダニズム文学・文化史研究」チーム 公開研究会
(責任者:福西 由実子)
【日時】2026年3月26日(木) 16:15~18:45
【開催場所】中央大学 茗荷谷キャンパス 5階 5N02教室
【報告者1】秦 邦生 氏(東京大学准教授)
【テーマ】ヒッチコック、コンラッド、モダニズム、そして「共感/エンパシー」の問題
【要 旨】例えば2021年に刊行されたブレイディみかこの『他者の靴を履く』など、近年日本でも「共感/エンパシー」をめぐる言説が広く注目を集めている。遡れば、ドイツ語 Einfuhlung の訳語として empathy が英語圏の心理学に導入されたのは20世紀初頭であり、英文学研究においても “sympathetic realism” から “empathic modernism” への転換が論じられてきた。本発表ではこの感情史的枠組みを踏まえ、1936年にアルフレッド・ヒッチコックが Sabotage として映画化したジョゼフ・コンラッド『密偵』(1907年)を主な題材として、「共感」の情動的ダイナミズムに介入・操作する小説と映画のモダニズム的技法とその変遷を検討する。
【報告者2】中村 亨 研究員(中央大学教授)
【テーマ】マシン・エイジへの抵抗―ヘミングウェイとヴォーティシズム
【要 旨】機能に徹した機械をモデルに新たな文化を生み出そうとする20世紀初頭の思潮と、アーネスト・ヘミングウェイの文学との関係を、前衛的芸術運動ヴォーティシズムとの接点を軸に検討する。彼の簡潔で抑制された文体は、機械を創造物の模範と見なす時代精神と通底する一方で、効率化と規格化に傾倒する社会に対する彼の屈折した姿勢をも映し出しているのではないか。本報告では、彼の著作および運動の中心人物であったエズラ・パウンド、ウィンダム・ルイスらとの関係について考察する。
【参加方法】
・研究会参加の事前申し込みは不要です。
・研究会後の懇親会(茗荷谷駅周辺、19:00-21:00の予定)にご参加希望の場合は、3月19日(木)までに、担当者(福西:yumi29.24h@g.chuo-u.ac.jp)までご連絡ください。
・同日14:00-16:00に、中央大学人文科学研究所「ジェンダー/セクシュアリティと表象文化」チームによる公開研究会も開催されます。両研究会の「はしご参加」も大歓迎です。ぜひご参加ください。(詳細:https://www.chuo-u.ac.jp/research/institutes/culturalscience/event/2026/02/84453/)
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臨時号 2026年2月22日
福西由実子先生(中央大学)よりお知らせです。
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下記のとおり公開研究会を開催します。ご興味のある方はふるってご参加ください。
中央大学人文科学研究所「英国モダニズム文学・文化史研究」チーム 公開研究会
(責任者:福西 由実子)
【日時】2026年3月26日(木) 16:15~18:45
【開催場所】中央大学 茗荷谷キャンパス 5階 5N02教室
【報告者1】秦 邦生 氏(東京大学准教授)
【テーマ】ヒッチコック、コンラッド、モダニズム、そして「共感/エンパシー」の問題
【要 旨】例えば2021年に刊行されたブレイディみかこの『他者の靴を履く』など、近年日本でも「共感/エンパシー」をめぐる言説が広く注目を集めている。遡れば、ドイツ語 Einfuhlung の訳語として empathy が英語圏の心理学に導入されたのは20世紀初頭であり、英文学研究においても “sympathetic realism” から “empathic modernism” への転換が論じられてきた。本発表ではこの感情史的枠組みを踏まえ、1936年にアルフレッド・ヒッチコックが Sabotage として映画化したジョゼフ・コンラッド『密偵』(1907年)を主な題材として、「共感」の情動的ダイナミズムに介入・操作する小説と映画のモダニズム的技法とその変遷を検討する。
【報告者2】中村 亨 研究員(中央大学教授)
【テーマ】マシン・エイジへの抵抗―ヘミングウェイとヴォーティシズム
【要 旨】機能に徹した機械をモデルに新たな文化を生み出そうとする20世紀初頭の思潮と、アーネスト・ヘミングウェイの文学との関係を、前衛的芸術運動ヴォーティシズムとの接点を軸に検討する。彼の簡潔で抑制された文体は、機械を創造物の模範と見なす時代精神と通底する一方で、効率化と規格化に傾倒する社会に対する彼の屈折した姿勢をも映し出しているのではないか。本報告では、彼の著作および運動の中心人物であったエズラ・パウンド、ウィンダム・ルイスらとの関係について考察する。
【参加方法】
・研究会参加の事前申し込みは不要です。
・研究会後の懇親会(茗荷谷駅周辺、19:00-21:00の予定)にご参加希望の場合は、3月19日(木)までに、担当者(福西:yumi29.24h@g.chuo-u.ac.jp)までご連絡ください。
・同日14:00-16:00に、中央大学人文科学研究所「ジェンダー/セクシュアリティと表象文化」チームによる公開研究会も開催されます。両研究会の「はしご参加」も大歓迎です。ぜひご参加ください。(詳細:https://www.chuo-u.ac.jp/research/institutes/culturalscience/event/2026/02/84453/)
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