日本英文学会関東支部メールマガジン 臨時号 2025年3月13日
2025/03/13 (Thu) 13:47
日本英文学会関東支部メールマガジン
臨時号 2025年3月13日
石黒太郎先生(明治大学)よりお知らせです。
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国際交流講演会のお知らせ
スウォンジー大学の Dr Liz Herbert McAvoy をお招きし、国際交流講演会を開催することになりました。一般に公開する形で開きます。お気軽にご参加ください。事前申し込み不要です。
講演者:Dr Liz Herbert McAvoy
Professor Emerita of Medieval Literature, Swansea University
Honorary Senior Research Associate, University of Bristol
タイトル:
Countering the Violence: Anchoresses, Female Spirituality and the Literary Culture of the Welsh-English Borderlands in the Middle Ages
日時: 2025年4月2日(水)15:00~17:00
会場:明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー11階 1115教室
主催:明治大学中世英文学テクスト研究所
共催:明治大学国際連携本部
「15世紀イングランドの神秘的霊性と言説空間―BL, MS Egerton 2006 Amherst MSを中心に」科研費基盤研究C(代表 久木田直江 明治大学研究知財戦略機構)
連絡先:石黒太郎(taro69@meiji.ac.jp)
久木田直江(kukita.naoe@shizuoka.ac.jp)
講演概要:
本講演では、中世イングランドとウェールズとの境界地方(国境)に生き、隠修生活を行った女性たち(anchoresses) に焦点を当て、隠修女の霊性が境界地域で著作され、流通した書物にいかなる影響を及ぼしたか検討する。
キリスト教会の改革が推進された12世紀末より霊的刷新を求めて女性たちが行った「隠修」という信仰生活は大陸(主に低地地方やフランドル地方)から広がり、13世紀にはウェールズ・イングランド境界地方にも及んだ。女性たちは教会(礼拝堂)に隣接する庵室で暮らし、神への祈りと讃美に生涯を捧げるなか、時に地域の人々の助言者となり、また書物文化の担い手ともなった。本講演では、この時代に流通した書物が、当時、同地域で展開していた非道且つ攻撃的な軍事行動に異議を唱え、さらに、「処罰と暴力」に代わり、「憐み」や「共感」と云った感情(中世キリスト教世界で隠修女や修道女がキリストへの崇敬によって育んできた感情)こそが人間性の回復に寄与すると云う言説に支えられていたことを、Annora de BriouzeとLoretta de Briouz姉妹、Katharine de Audeley, Ancrene Wisse, Pearl/Gawain, St Winifred/Gwenfrewy, Fouke le FitzWarynに関する一次資料から読み解く。
【イベント掲載ページ】
https://www.meiji.ac.jp/cip/info/copy_of_event2025.html
【明治大学キャンパスガイド】
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/index.html
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臨時号 2025年3月13日
石黒太郎先生(明治大学)よりお知らせです。
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国際交流講演会のお知らせ
スウォンジー大学の Dr Liz Herbert McAvoy をお招きし、国際交流講演会を開催することになりました。一般に公開する形で開きます。お気軽にご参加ください。事前申し込み不要です。
講演者:Dr Liz Herbert McAvoy
Professor Emerita of Medieval Literature, Swansea University
Honorary Senior Research Associate, University of Bristol
タイトル:
Countering the Violence: Anchoresses, Female Spirituality and the Literary Culture of the Welsh-English Borderlands in the Middle Ages
日時: 2025年4月2日(水)15:00~17:00
会場:明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー11階 1115教室
主催:明治大学中世英文学テクスト研究所
共催:明治大学国際連携本部
「15世紀イングランドの神秘的霊性と言説空間―BL, MS Egerton 2006 Amherst MSを中心に」科研費基盤研究C(代表 久木田直江 明治大学研究知財戦略機構)
連絡先:石黒太郎(taro69@meiji.ac.jp)
久木田直江(kukita.naoe@shizuoka.ac.jp)
講演概要:
本講演では、中世イングランドとウェールズとの境界地方(国境)に生き、隠修生活を行った女性たち(anchoresses) に焦点を当て、隠修女の霊性が境界地域で著作され、流通した書物にいかなる影響を及ぼしたか検討する。
キリスト教会の改革が推進された12世紀末より霊的刷新を求めて女性たちが行った「隠修」という信仰生活は大陸(主に低地地方やフランドル地方)から広がり、13世紀にはウェールズ・イングランド境界地方にも及んだ。女性たちは教会(礼拝堂)に隣接する庵室で暮らし、神への祈りと讃美に生涯を捧げるなか、時に地域の人々の助言者となり、また書物文化の担い手ともなった。本講演では、この時代に流通した書物が、当時、同地域で展開していた非道且つ攻撃的な軍事行動に異議を唱え、さらに、「処罰と暴力」に代わり、「憐み」や「共感」と云った感情(中世キリスト教世界で隠修女や修道女がキリストへの崇敬によって育んできた感情)こそが人間性の回復に寄与すると云う言説に支えられていたことを、Annora de BriouzeとLoretta de Briouz姉妹、Katharine de Audeley, Ancrene Wisse, Pearl/Gawain, St Winifred/Gwenfrewy, Fouke le FitzWarynに関する一次資料から読み解く。
【イベント掲載ページ】
https://www.meiji.ac.jp/cip/info/copy_of_event2025.html
【明治大学キャンパスガイド】
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/index.html
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