こんにちは。ボーダレスマガジン編集部です。


世界15カ国・45以上のソーシャルビジネスを展開するボーダレス・ジャパンから、月に一度お届けしているこのマガジン。


新緑がまぶしい5月。ボーダレスでも、4月に迎えた新しい仲間たちのエネルギーも加わり、各地でさまざまな挑戦が芽吹いています。


未来を明るく照らす今月のグッドニュースを、どうぞ最後までお楽しみください。

ハチドリ電力のYouTubeに

岡田武史さんをお迎えしました


「SAVE WHAT WE LOVE―大切なものを守りつなぐ―」をテーマに、ハチドリ電力ユーザーを訪ねるYouTube企画「となりのハチドリさん」。


最新回のゲストには、元サッカー日本代表監督であり、現在はFC今治高校里山校の学園長を務める岡田武史さんをお迎えしました。学校の電力にハチドリ電力を導入いただいているご縁から、代表の田口がお話を伺いました。


誰もが知る“サッカーの人”である岡田さんが、なぜ今、教育なのか。そこには、環境問題への長年の危機感と、これからの時代を生きる子どもたちが希望を持って生きていける社会を残したいという強い想いがありました。


気候変動、AIの進化、社会の分断。誰にも正解がわからない時代を生きる子ども達に必要なのは、失敗しない方法を探すことではなく、自分で考え、やってみて、失敗しながら学ぶ「Error and Learn」の精神だと話してくださいました。


そして、そんな岡田さんの思想の根っこにあったのは、ご自身のお子さんやお孫さんたちにできるだけ苦労をさせたくない、というとても身近な想い。そんなところにもぐっと親しみを感じる回になりました。


ぜひ、YouTubeでご覧ください。

LIBがバングラデシュで

なめし工場を設立します


革づくりに欠かせない「なめし」には、植物性タンニンを使う方法や、クロムを使う方法があります。クロムなめしも、適切に排水処理ができる環境であれば、世界中で広く使われている一般的な製法です。


一方で、バングラデシュでは、排水処理の仕組みが十分に整っていないことから、LIBでは現地の水環境にできるだけ負担をかけないよう、植物性タンニンを中心とした革づくりを選んできました。


そして今回、その取り組みをさらに一歩前へ進めるため、なめし工場そのものを自分たちでつくることに。革が生まれる工程から排水まで、きちんと向き合える仕組みを育てていきます。


革が生まれる場所から、より誠実なものづくりを。LIBはこれからも、バングラデシュの仲間たちとともに、きれいな水と革づくりの未来をつくっていきます。

全国各地で同時開催!

600人のコンポスト仲間が集合


5月10日、 “コ(5)ンポスト(10)”の語呂にちなんで生まれた『コンポストをたのしむ日』。


全国各地から参加してくださった皆さんは、延べ600人以上。バッグ型コンポストを通して「おうちの中で生ごみを堆肥にする」暮らしを提案してきたローカルフードサイクリング(LFC)が、全国13拠点以上でイベントを同時開催しました。


全国各地から延べ600人以上の方にご参加いただいたこの日は、各地のコミュニティガーデンとも中継をつなぎ、家庭のコンポストから地域の畑へと広がる、手づくりの土の循環を感じる時間に。


堆肥で育った野菜を味わう収穫祭や、種まきワークショップ、コンポストについて語り合うサミット、援農、縁日などを開催。土にふれ、食べ、話し、笑い合う、地域ごとのあたたかな風景が広がりました。


おうちの中の小さな循環から、地域のみんなで育てるガーデンまで。コンポストを通じて、手づくりの土と人のつながりが全国に広がっていることを感じられる一日となりました。

空き家を誰かの「はじまりの場所」に。

For Goodが山形・西川町と連携


山形県にある自然豊かな小さなまち・西川町と、クラウドファンディング「For Good」が、空き家や古民家を活かしたまちづくりに一緒に取り組むことになりました。


多くの自治体と同じく、人口減少や高齢化、空き家の増加などに直面している西川町。そんな中立ち上げたのが、山形弁の方言で「挑戦したい」「やってみたい」という想いを込めた「西川町すっだいファンド」。空き家をレストランや宿泊施設にしたり、地域の人と町外の人が出会える交流拠点にしたりと、住民主体のチャレンジを後押ししていきます。


For Goodは、クラウドファンディングの場を提供するだけでなく、ストーリーづくり、広報面まで伴走。地域で立ち上がる人たちの想いを、全国の応援者へ届けていきます。


空き家を“困りごと”で終わらせず、地域の未来をつくる資源に変えていく。西川町から始まるあたたかな挑戦に、ぜひご注目ください。

夢中カレッジの取り組みが

書籍と記事で紹介されました


教育ジャーナリスト・おおたとしまささんの著書『フリースクールという選択』、そして現代ビジネスの記事『公立学校もフリースクールも並行で通う「パラレル登校」の良さ…不登校35万人時代に生まれる新常識』の中で、ワオフルが運営するオンラインフリースクール「夢中カレッジ」の取り組みが紹介されました。


記事のタイトルにもなっているのは、学校とフリースクールなど、複数の学びの場を併用する「パラレル登校」という考え方。これは、代表の辻田寛明が以前から提唱してきた言葉でもあります。


学校に行くか、行かないか。どちらか一つを選ぶのではなく、子どもが安心して学べる場所をいくつも持てるようにすること。


そんな新しい選択肢について、辻田が綴ったnoteもぜひご覧ください。

リジェネラティブデザイン

(著)greenz.jp /英治出版


人が関わるほど自然も再生する暮らしやビジネスって成立すると思いますか。


人間も生態系の一部だという原点に立ち戻る「リジェネラティブ」とは、マイナスの問題を解決してゼロにするだけでなく、プラスになる持続可能な仕組みを構築するというもの(本文)です。それを各地で実践している人たちの、さまざまな取り組みが紹介されています。


だれもが持っている「内なる自然」――これまでの人生で享受された精神的、物理的に癒された体験――にひもづいた軸を持つことの大切さを訴えている本です。


2050年を生きる私たちへのメッセージをぜひ読んでみてください。

ボーダレス・アライは、マンスリーサポートで社会を変える事業の立ち上げを支える仕組みです。


世界各地で、「社会の課題」に挑む事業家たち。


けれど、事業が形になるまでの道のりには、多くの壁が待ち構えています。時に心が折れそうになっても、目の前の困っている人たちを放ってはおけない。


そんなとき背中を押してくれるのが、応援してくれる仲間の存在です。皆さんの後押しが、社会に希望を生み出す力になります。


毎月、アライの皆さんだけにお届けするささやかな特典もご用意しています。まだ世に出る前の事業の話を聞いたり、挑戦中のメンバーと直接交流したり、ときにはプレゼント企画をお届けすることも。


ぜひ、ボーダレスの新たな事業づくりを応援してください!

大阪府堺市で少人数制の民間学童を運営する小さな森の学童(通称:ちいもり)が、こども家庭庁が進める、企業や地域の力を活かして小学生の放課後の居場所を広げる取り組みに選ばれました!


ちいもりが大切にしてきたのは、少人数制だからこそできる、子ども一人ひとりの「好き」や「やってみたい」に寄り添う放課後づくり。


この採択を受けて、6月2日(火)、どなたでもご参加いただけるオンラインイベントを開催します。なぜ今“放課後の居場所”が社会課題になっているのか、企業が子どもの居場所づくりに関わる意味、ちいもりが実践してきた地域共創型の運営などについてお話しします。


地域貢献やCSR、福利厚生、子育て支援、遊休スペース活用などに関心のある企業・団体のみなさまはもちろん、「まずは話を聞いてみたい」という方も大歓迎です。ぜひお気軽にご参加ください。


詳細・お申し込みはこちらから

これまで120名以上の社会起業家を輩出してきたボーダレスアカデミーが、6月17日(水)、神奈川県とともに「ソーシャルビジネス実践講座」を開催します!


ボーダレスグループの50以上の事業創出に活用されてきた実践フォーマットをもとに、社会課題解決と事業継続を両立する事業づくりを無料で学べる。神奈川県でソーシャルビジネスを立ち上げたい皆様には大変お得な機会です。


誰もが自分らしく活躍できる“ともいき社会”を目指す、神奈川県「ともいき社会推進コンソーシアム」の取り組みの一環で実現したこの講座。


社会を変えたい。地域の課題に向き合い、自分にもできる一歩を踏み出したい。そんな思いを持つ神奈川県の皆さまは、ぜひご参加ください。


詳細・お申し込みはこちらから

今月もボーダレスマガジンをお読みくださり、ありがとうございました。編集部の北條です。


今月ご紹介した岡田武史さんと田口の対談の中で、私は「人はみんな違う。でも、それは違うだけで、”間違い”ではない。」という言葉が心に残りました。


英語では、“different”と “wrong” はまったく別の言葉です。でも日本語では、「違い」と「間違い」の中に、どちらも同じ「違」という字が入っています。


自分と違う意見。違う選択。違う生き方。

それらを、知らないうちに「間違い」として受け取ってしまうことはないだろうか。


社会課題の背景をたどってみると、自分とは違う意見にも、その人が大切にしたいものや、これまでの経験、置かれている立場があるのだと気づくことがあります。


だからこそ、違いを、間違いにせず、「この人は何を大切にしているのだろう」と立ち止まる姿勢を持ち続けていたい。そんなふうに思いました。


それでは、また来月のボーダレスマガジンでお会いしましょう。

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