近畿双松会メールマガジン


さんみゃくうかびて


第29号 2020.7.22


陶芸家河井寛次郎は安来の出身で双松の先輩であり、安来市の名誉市民でもあります。
現在、「生誕130年 河井寛次郎展ー山本爲三郎コレクションより」がアサヒビール大山崎山荘美術館で開かれています。来年3月21日までの長期間の展覧会ですので、時期を見てお出かけください。
なお、14年前の2006年7月には、同美術館で開かれていた、舩木倭帆氏(高5期、2013年11月ご逝去)の「ガラスの器展」の案内を当HP「自由投稿」欄に掲載しています。
美術館HPに氏の紹介記事や作品の写真が残っていますのでご覧ください。双松の先輩には多くの誇るべき立派な芸術家がおられます。

アサヒビール大山崎山荘美術館     https://www.asahibeer-oyamazaki.com/
河井寛次郎記念館公式ホームページ   http://www.kanjiro.jp/
舩木倭帆「ガラスの器展」
河井寛次郎について、「松江北高等学校百年史」は下記のように紹介しています。
「河井は、明治23年8月能義郡安来町(現安来市)に生まれた。明治43年3月松江中学を卒業ののち、東京高等工業学校窯業科に入学、大正3年7月同校を卒業した。
その後京都市立陶業研究所に勤務、大正6年これを辞して清水六兵衛の顧問となったが、同9年京都に家と窯をかまえ、制作に精進した。
大正13年頃から浜田庄司、柳宗悦らと民芸運動にも参加した。作品は、昭和12年のパリ万国博覧会で鉄辰砂草花丸文大壺がグランプリを得、昭和32年のミラノのトリエンナーレ展で花文菱形扁壺がグランプリを得ている。昭和41年11月、京都で没した。著書に「火の誓い」(昭和42年11月・朝日新聞社)がある。」

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発信元 近畿双松会事務局 メールマガジン担当  押田良樹(11期)